IgA腎症の治療記録 - だいたい寛解

2020年初夏にIgA腎症を患ったのでその個人的な治療記録と感想

腎生検 入院2日目

病院は朝が早いです。6時前に起こされ検温、採血、血圧、むくみ確認。自分の普段の生活とほとんど変わらないため生活リズムは気になりませんでした。看護師さんは一日中良く働いており、本当にタフなお仕事だなとつくづく思いました。

 

止血の安静期間や点滴中はお風呂に入れないので朝食後はシャワーを浴びて、仕事をしつつゆっくり過ごしました。昼食はありませんでした。

 

14時の腎生検にむけて、昼前に抗生剤などの点滴が始まりました。点滴ルート確保に二度失敗したので針嫌いな自分は一気にテンションが下がりました。天の河かと思うくらいの盛大な内出血ができてとても痛かったです。

 

腎生検までの間、恐怖感を避けるため現実逃避モードに入り、他のものに気を散らす作戦を実行することにしました。前から気になっていた鬼滅の刃のアニメを途中まで見て、続きが気になるMAX状態で腎生検に挑むことに。幸か不幸か尿道カテーテルの位置が悪くひたすら尿意と戦っているうちに、あっという間にエコー室に運ばれました。

 

処置の台にうつ伏せになってから生検の針を刺す前に念入りにエコーで確認しますが、何かがカリカリ引っかかって痛痒い。自分は一般的とされる左側の腎臓でした。針を刺す位置が決まり刷毛で消毒。若者は消毒作業がくすぐったいらしいですが自分は無感でした。。

 

腎生検開始。麻酔をしているからグーっと押される感覚はあるものの痛みはなく、呼吸の指示に従っているうちに眠くなりリラックスモードに。先生が「バチーン」の音をお試しで2、3回聞かせてくれて心の準備も万全。音の大きさは子供用キッチンのガス台の音みたいな感じでした。

 

二回採取したところで、細胞が21個以上取れたので無事に終了!予定より一回少なくて済みました。

 

血圧も脈拍も全く上がらない冷静な人は珍しいと言われましたが、トイレ行きたいなー、義勇さん素敵だなー、眠いなー、と思っていたら終わっていただけです。先生の高い技術のお陰で痛みはなく終わってホッとしました。先生による止血も特に苦しくなく雑談しているうちに終了。腰ベルトを巻いて仰向けで病棟に戻りました。

 

ちなみに尿道カテーテルを入れるかは自分で選べました。忙しい看護師さんを何度も呼ぶのは気が引けますし、呼んで出なかったら申し訳ないし、トイレを気にせず気ままに寝たいというのがあり、自分は尿道カテーテルをお願いしました。今回はポジションが悪く半日ほど強い尿意との戦いでした。気が散って丁度良かったです。

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