IgA腎症の治療記録 - だいたい寛解

2020年初夏にIgA腎症を患ったのでその個人的な治療記録と感想

IgA腎症関連の雑記7 Chinook社のBION-1301

Chinook社のBION-1301がPh1/2試験において尿蛋白量を3か月で半減させており、有望だという記事を見ました。

読み取りが間違っているかもしれませんが、理解できた範囲でのメモ。

・Chinook社のBION-1301は、IgA腎症の治療薬として海外において臨床試験中のモノクローナル抗体治療薬。

・APRILは、A PRoliferation- Inducing Ligandの略で、形質細胞と正常レベルの免疫グロブリン産生の調節に関与するTNFファミリーリガンド。

・BION-1301がAPRIL上の特異的に定義されたエピトープに結合し、APRILが誘導する受容体活性化を阻害する。

・薬物動態学的半減期は約33日。(投与頻度と用量は読み取れず。。)

・対象者:尿タンパク質≥0.5g/24h; またはUPCR≥0.5g/g。eGFR > 45 mL / min / 1.73 m ^ 2

・治験薬の初回投与前3か月以内に全身性コルチコステロイド療法(プレドニゾンまたは同等物の> 10mg /日)または他の形態の免疫抑制療法を受けた人は除外。

 

腎臓の炎症の元となるものを除く治療法と読み取りました。消火剤の役割ではなく、火種・燃料を除去ということのようです。

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