IgA腎症の治療記録 - だいたい寛解

2020年初夏にIgA腎症を患ったのでその個人的な治療記録と感想

長引く寒冷蕁麻疹のためアレルギー科を受診

寒冷蕁麻疹を2年以上患ってますが一向に治る気配がありません。ステロイドパルス開始直前時点でかなり蕁麻疹の薬が減薬できていましたが、ステロイドパルスを機に薬の量が初期値に戻ってしまいました。プレドニゾロン減薬とともに蕁麻疹の薬も減薬できましたが、ステロイドが20mg隔日以下になってから蕁麻疹の薬の量が再び初期値に戻りました。今年は夏になっても全く減らせず、ついに寒い時期が来ました。。もう一生最大量を飲み続けるか、強い免疫抑制剤を投与するくらいしないと治らないのでは、と思ってしまう日々でした。そんな中で主治医からアレルギー科の受診を勧められたので藁にもすがる思いで受診してきました。

 

結果、行って良かったです。色々謎に思っていたことが全てスッキリ理解できました。頑張れば蕁麻疹が、、、ついでにムーンフェイスも治りそうな気がしてきました。

 

・原因因子が不明の慢性蕁麻疹は慢性的な疲れ、食生活が原因となることが多い。

→これまで寒冷蕁麻疹を2回発症していますが、いずれも発症前に3ヶ月以上継続した睡眠不足と疲れがありました。食生活に関しては、外食や食品添加物を多く含むものを取ってないので、ほぼ該当してません。

 

・慢性蕁麻疹はある意味メタボに近い。内臓脂肪がリスク因子。皮下脂肪にも影響を受ける。脂肪組織にたくさんあるマスト細胞が寒冷や圧迫に反応してヒスタミンを産出して、その結果蕁麻疹の症状が出る。マスト細胞は寿命が長いので一度増えるとなかなか減らない。

→ムーンフェイスで顔、首、お腹にたんまり脂肪組織がついています。脂質異常により内臓にも付いていてもなんの不思議もありません。

 

・マスト細胞は飲み薬のステロイドで減らない。そのため飲み薬のステロイドは蕁麻疹に効きにくい。ただ全く効き目がないわけではない。よって、プレドニゾロンをやめて脂質異常や糖代謝が改善されても蕁麻疹が良くなるかは不明。

→ほとんど効いてないことは体感済みです。。ステロイドパルスをやる前からずっと蕁麻疹が出ていたのでプレドニゾロンをやめたところで簡単に治るとは思えません。

 

・腸内細菌のアンバランスが慢性蕁麻疹の原因となることがある。腸内環境を良くすると大抵治る。甘いものは悪化因子。人工甘味料はNGで、砂糖よりもタチが悪い。ヨーグルトはあまり効果ない。玄米が超オススメ。

→パルス後に軟便が治っていましたが、ステロイドが20mg隔日以下になってから軟便気味になってました。最近ヨーグルトをやめてミヤフローラ(ビオフェルミンみたいなもの)を始めたところ、軟便が治ってきていました。あとやれる事と言えば甘いものを一切やめて、玄米にすることです。(玄米は腎臓に負荷がかかるかもしれないので主治医に要確認です。)

 

・昔ながらの和食を取ると良い。味噌や納豆をよく取る。小麦に含まれるグルテンは腸内環境に悪いことが多い。というか、あなたの食生活状況がそれほど悪くない事を考えると、蕁麻疹は小麦が原因となってる可能性がかなり高いため、小麦を当面除去することを強く勧める。

→アレルギーや蕁麻疹を調べると何度も出くわした小麦。ずっと気になっていた小麦をついに指摘されました。相当気合を入れないと除去できないのでこれまで目を逸らしていました。しかし、もはや小麦除去以外に選択肢がないようです。ただ週に一回位なら食べても良いそうです。蕁麻疹が治ったら小麦を再開しても良いそうです。かなり辛いですがこの蕁麻疹が治るなら、、、大好きなパンも我慢します!!!涙

 

・運動不足はダメ。睡眠時無呼吸症候群、イビキは悪化因子。歯肉炎も悪化因子。

 

要は、腸内環境を整えて、正しく痩せてマスト細胞を減らせばよいということです。蕁麻疹が治り、なんならムーンフェイスも治りそうです。

 

決意しました。適度に運動する。白米を一部玄米にして、発酵食品をとる。甘いものと小麦をやめる。4ヶ月これをやってダメならもう一度アレルギー科を受診するか、高価なIgE抗体のゾレアをうつことにします。

 

しばらくさようなら、パン、餃子、焼売、焼きそば、揚げ物、甘いもの!!!封印!

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